きじの手羽先1kgセット

きじの手羽先1kgセット

本川手箱きじの手羽先を1㎏セットです。鳥の手羽先よりしっかりとした食感で、一口ごとに旨みを感じることができます。

手箱山の歴史をこめて、全国へ献上

キジは日本の国鳥。皇室の儀式にも登場する、古来より食されてきた高級食材です。キジ舎があるのは、いの町本川地区、石鎚山系の手箱山。ここは仁淀川と吉野川の水源エリアで、標高約700mという水と緑豊かな環境です。手箱山は土佐藩によって開発をしない御留山として保護され、盛夏に藩主へ氷を献上するための氷室がありました。この地で大切に育てたキジ肉を全国の皆さまへお届けする意味をこめて、「献上・手箱きじ」と名付けています。

静かな環境のキジ舎で放し飼い
地元野菜をしっかり食べて

手箱きじは日本キジに近い高麗キジ。天井の高いキジ舎で、ゆったり放し飼いをします。ブロイラーなら約47～50日で出荷できるのに対し、キジは約240日という長期を要するのが特徴。生産組合では卵の孵化から手がけ、近隣から野菜のエコフィードも集めて育てます。飼育担当の川村英一さんは、自力で殻を割れないヒナを手助けし、密集して圧死するのを防いだり、突つかれてケガをしたキジは別室で育てるなど、細やかなお世話役。「せっかくの命だから、皆を育て上げたい」との思いです。

低カロリー×高タンパクなキジ肉
濃厚な旨味、上質な脂も魅力

こうして手間と時間をかけて育てるのは、安心なキジ肉のおいしさを全国に広め、地域の産業として続けたいから。カロリーは鶏肉の半分、脂質は1/7と低い一方、タンパク質は130％余りでミネラルも豊富という、低カロリーで高栄養なお肉なのです（日本食品標準成分表より）。キジの脂は格別で、鍋やすき焼き、ラーメンなどにすると濃厚なだしがとれます。肉質はクセや臭いがなく、やや噛み応えがあって、口のなかでじわっと広がる旨味が持ち味です。入門編は、手軽な塩鍋からどうぞ。昔から高級食材とされてきたキジ肉のおいしさはこれか！と実感できるはず。一度食べれば好きになるヘルシーなキジ肉、手箱山の自然とともにお届けします。